

目次
電解水素水と水素水の違いは何?

電解水素水と通常の水素水ってどこが違うのでしょう?整水器シェアNO.1の日本トリムの販売してる整水器(電解水素水を作る機器)を例に比較してみましょう。
電解水素水 | 水素水(水素ガス注入型) |
電気分解で作られる | 水素ガスを注入 |
もともとの「水」から水素分子を作る | 「水」に水素分子を混ぜる |
水素濃度0.1~0.3ppm(低い) | ~1.6ppm(高い) |
アルカリ性 | 水素水のベースとなる水の性質による |
酸性水・浄水も作れる | ✖ |
日本トリムの電解水素水を作る整水器は、効果・効能が認められている医療機器(ただしその効果効能は電解水素水がアルカリイオン水であることによる) | 清涼飲料水 |


いわゆる「水素水」のつくり方に違いがある!

アルミパウチやペットボトルで売られてる、一般的に「水素水」と呼ばれているものは、「水」に「水素」を溶かし込んでいます。
電解水素水は、電気分解でもともとの「水」から「水素」を取り出すことで、「水素水」になります。
水素ガスを入れて作った水素水も、電気分解で水素を発生させて作った水素水も「水素水は水素水!」水の中に同じだけ水素分子が含まれているなら優劣はありません。
水素ガス注入タイプの水素水の方が水素濃度は高い

水素水を選ぶ際に「濃度」が重要になるのは、現段階では「水素濃度」に関係なく水素が微量でも含まれていれば「水素水」と名乗ることができるからです。
イメージしてください、食塩水で例えるなら、コップ一杯に大さじ1杯食塩をいれたものは食塩水と呼んでいいですよね?では、プールに同じ量の食塩を入れた場合…微々たる食塩でそのプール全体を食塩水と言えますか?水素水も同じです…

水素の濃度を表す「ppm」「ppb」
水素濃度は「ppm」やその1000分の1の単位である「ppb」で表されます。


どのような効果を期待するかで必要な濃度は異なりますが、目安としては、0.5ppm~0.8ppm以上であれば、水素水として名乗っても納得のいく数値でしょう。常温・常圧ならMAX値は1.6ppmです。

電解水素水はアルカリ性、水素水は中性~アルカリ性

電気分解された水は、水素と水酸化物イオンという物質を作ります。水素は中性ですが、水酸化物イオンはアルカリ性です。


水素ガス注入タイプの水素水は、「水」に「水素」を加えることで水素水を作りますが、水素自体は中性なので、ベースになる「水」で、水素水の性質が決まります。

電気分解の場合、水素水以外に酸性水と浄水も作れます

電気分解で水素が発生しない+極では、酸素と水素イオンが発生します。
水素イオンが発生する+極では水は酸性に傾きますので、電解酸素水(酸性水)を作ることができます。

水素水をつくる医療機器?!


例えば私が一番最初に購入した「トリムイオンハイパー」、これは整水器シェア日本NO.1の日本トリムが開発した電解水素水を作る機器で家庭用医療機器なんですよ。医療機器ですのでもちろん効果・効能を謳ってるわけで。
ちなみに効果・効能は、医薬品医療機器等法において「胃腸症状の改善」で、胃の不快感や胃腸の働きを助けてる、というものです。

本来「アルカリ水」は胃腸症状に良いと言われてるものです。
決して水素の効果を否定するわけではありませんが、水素水の効果は限定的なものではなく、あらゆる症状に効果を発揮すると言われてますので、素人考えでも、効果効能が、「胃腸症状の改善」ならば、医療機器として認められたのは、「アルカリという性質」によるところが大きいと言わざるを得ません。

水素水と電解水素水は違うものとして考えた方が分かりやすい
私は最初整水器を水素水サーバーとして捉えていましたが、いろんな水素水を飲むようになって、「アルカリイオン水」だなと捉えるようになりました。(水素濃度の観点から)
電解水素水と水素水のメリット・デメリット

電解水素水 | 水素水(水素ガス注入型) |
絵を入れる | 絵を入れる |
メリット
●アルカリイオン水なので胃腸症状の改善に良い ●酸性水が作れる(顔を洗う時や、油汚れを落とすのにGOOD) ●浄水が作れる(赤ちゃんのミルクなどにGOOD) ●飲みたい放題 |
●水素濃度が高い!
●初期費用がかからない ●維持費がいらない
|
デメリット
●整水器が高い ●年に1回カートリッジの交換がいる ●水素水として考えるなら濃度が低い
|
●継続するなら、コスト面で整水器の方がお得になる
|
詳しく見よう!どうして電解水素水はアルカリ性になるの?

水の電気分解は、+と-の電極に電流を流し、酸素と水素に分解することです。

それぞれの電極では、下のような電気化学反応が発生します。
水素が発生する-極側では、+極から電子を受け取り、水素と水酸化物イオンが発生します。(電解水素水を作る)
酸素が発生する+極側は、-極に電子を与え、酸素と水素イオンが発生します。(電解酸性水を作る)

※ここで理解しずらくしてるのは、酸素が発生する+極で水素イオンが発生すること。水素イオンは水素分子とは別物です。同じ水素が頭につくので誤解しやすいですが…ここの水素イオンは水を酸性に傾ける物質だ、と理解してください。
中性・アルカリ性・酸性って何?

中性
水酸化物イオン=水素イオン
アルカリ性
水酸化物イオン>水素イオン
酸性
水素イオン>水酸化物イオン

電解水素水がアルカリ性なのは、電気化学反応式を見てもらうとわかるとおり、水素を発生させる-極では水酸化物イオンも発生するからですね、それによって水がアルカリ性に傾くわけです。
